就活を始めたとき、大きく分けて、下記の業種が新卒の学生に対する選択肢としてありました。
【製薬会社等の会社関係】
① MR職
② 臨床開発職
③ 安全管理職
④ メディカルアフェアーズ職(MSL等)
⑤ 研究職(製剤研究・分析研究・プロセス化学・薬効解析等様々ありますが、まとめて表現します)
⑥ 製薬会社からの委託を受けて業務を行う仕事(CROやデジタルマーケティングを行う会社、資材を作る会社等)
【病院薬剤師】
【薬局薬剤師】
【ドラッグストア薬剤師】
【公務員(県庁・保健所等)】
私自身は、会社員になるぞ!と、意気込んだものの、6年生の薬学部で、研究を深く行うことはできていなかったので、製薬の研究職はおそらく門前払いになるだろうなと思って、応募しませんでした。
また、製薬のMSLについては、特に外資系の製薬会社だと求人もいくつかあるのですが、ほとんどが博士課程の方の募集であることと、かなり臨床研究や専攻分野に対する深い知識が要求される職種であることから、応募しませんでした。
所属する研究室によっては6年生の学士だとしても、研究職・MSL職に就かれている方はたくさんいらっしゃいます。
個人的には、受かった人の多くは製薬会社の求める像と研究室のテーマが近しい内容であったり、近しい内容の論文を数多く執筆されていらっしゃったりするように感じました。
研究職やメディカルアフェアーズ以外の職種を志そうと思って研究室を選ぶときは、個人的には「この研究楽しそう!」より、「将来どんなことをやりたいか」を少し考えたほうが良いかもしれないと思います。
研究室にいるのは約3年ですが、就活に向け、もっとその研究以外にも勉強しないといけないことがたくさんあります。
忙しい研究室だと、就活のために勉強する時間や就活の時間がほとんどとれず、就活と研究どっちが大切なんだ!と、指導者ともめている・・・なんてことも、よく聞く話です。(そんな忙しい研究室じゃなかった私も結構嫌な目で見られたのでちょっと辛かった・・・)
是非、サークルや部活の先輩がいらっしゃったら、研究室の研究内容や雰囲気ももちろんですが、就活ってどうやって皆さんされてますか?と確認してもいいかもしれません。
研究室の先生方からすると、自分の学生に自分のラボの研究を一番に考えてほしいのは当たり前。なので、その点はしょうがないのですが、過度に追及されると精神的にしんどいことがあります。
まじめな人ほどしんどくなっちゃいますので、何をとっても下調べがとても大事だなと思いました。
下調べを入念にして、どれに集中して取り組むか選択をしていくというのは、今後の社会人生活でも大事ですので、その練習と思って頑張りましょう。
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